日本酒・お茶のお取り寄せの選び方|表示の見方・保存・贈り方
日本酒もお茶も、お取り寄せのページを開くと「純米吟醸」「大吟醸」「煎茶」「深蒸し」など、聞き慣れない言葉がたくさん並んでいます。意味が分からないまま選ぶと、思っていた味とちがったり、保存のしかたをまちがえたりしがちです。この記事では、表示の読み方、届いたあとの保存、贈るときのマナーを、国税庁などの公的なページをもとにまとめました。なお、20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
お酒を買う前に知っておきたいこと
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。お酒のお取り寄せでは、注文する人も受け取る人も20歳以上であることが前提です。お店によっては、注文のときに年齢の確認を求められます。
贈り物にするときは、送り先の人が20歳以上かどうかを必ず確かめましょう。家族への贈り物でも、受け取るのが20歳未満の人だけにならないよう、お届け日や受け取る人を決めておくと安心です。
また、運転する予定のある人にお酒を贈るときは、相手の事情も考えたいところです。お酒が合わなさそうなら、お茶やお菓子との組み合わせにする手もあります。
日本酒の表示の見方:精米歩合と「純米」「吟醸」
日本酒のラベルにある「精米歩合」は、玄米をどれくらい削ったかを表す数字です。たとえば60%なら、玄米の外側を削って、もとの重さの60%を残したという意味です。数字が小さいほど、たくさん削っています。
国税庁の「清酒の製法品質表示基準」では、純米吟醸酒は精米歩合60%以下、純米大吟醸酒は50%以下と決められています。純米酒には精米歩合の決まりがありません。「純米」とつくお酒は、原料が米と米こうじだけです。
「吟醸」「大吟醸」は、低めの温度でじっくり造る「吟醸造り」で仕上げたお酒に使われる名前です。こうした名前は、決まった条件を満たしたお酒だけに使えます。ただし、削る割合が大きいほどよいお酒、という意味ではありません。味の好みは人それぞれなので、ラベルの表示は選ぶときの目安として使いましょう。

日本酒の保存と飲み方:冷暗所と、開けたあとの扱い
日本酒は、光や温度の変化が苦手とされています。届いたら、直射日光の当たらない涼しい場所に置くのが基本です。瓶は立てて保管すると、フタのまわりが傷みにくくなります。
生酒や、ラベルに「要冷蔵」と書かれたお酒は、冷蔵庫に入れてください。お店の商品ページや同封の案内に保存方法が書かれているので、そちらを優先しましょう。
開栓したあとは、空気にふれて少しずつ味が変わります。冷蔵庫に入れて、早めに飲みきるのがおすすめです。飲みきれる量が分からないときは、300〜720mlくらいの小さめの瓶を選ぶと、残りにくく楽しめます。
お茶の種類:煎茶・深蒸し茶・玉露・ほうじ茶
お茶のお取り寄せで多いのは煎茶です。緑茶の中でもふだん飲みに使われる、いちばん身近な種類です。深蒸し茶は、蒸す時間を長めにしたお茶で、葉が細かく、お湯の色が濃くなりやすいといわれます。
玉露は、茶摘みの前に日光をさえぎって育てた茶葉から作られるお茶です。ほうじ茶は、茶葉を焙煎して作るので、香ばしい香りが特徴です。商品ページで、どの種類か、どんな飲み方が向いているかを確かめて選びましょう。
商品名に産地の名前がついているものは、産地や茶葉の使い方がページに書かれていることがあります。茶葉のままのものと、ティーバッグ、粉末タイプでは使い方がちがうので、家で使いやすい形かどうかも見ておくと失敗しにくいです。
お茶の保存:開封後は早めに、湿気と光をさける
お茶は、湿気や光、温度、においに弱いといわれています。静岡県などの公的なページでも、密閉して、涼しく、暗い場所に置くことがすすめられています。
届いた袋は、フタをしっかり閉じるか、密閉できる茶筒や容器に入れ替えると安心です。台所のコンロの近くや、日の当たる窓辺は避けましょう。
開封したお茶は、時間がたつほど香りが弱くなります。早めに飲みきれる量を買うのがいちばん確実です。冷蔵庫や冷凍庫に入れるときは、出し入れで湿気がつかないよう、袋の空気を抜いて口をしっかり閉じてください。商品に保存方法が書かれているときは、それに従います。
贈るときのマナー:のし・お届け日・相手の好み
贈り物にするときは、「贈答用」「のし対応」と書かれた商品を選ぶと、そのまま贈れます。のしの種類(お祝い、お礼、お中元・お歳暮など)や、名前の入れ方は、注文のときに選べるお店が多いです。
お酒は割れ物で、重さもあります。お届け日を指定して、相手が家にいる日に届くようにしておくと安心です。夏の暑い時期は、冷蔵便が選べるかも見ておきましょう。
相手の好みが分からないときは、お酒なら飲みやすい味わいの小さめの瓶を、お茶なら誰でも飲みやすい煎茶を選ぶと気をつかわせにくいです。お酒が飲めない人も多いので、お茶とお酒をセットにすれば選べる楽しみが生まれます。






